2036年6月23日月曜日


 神奈川県内で記録されている鳥と、主にその生息状況について解説しています。
解説文は、日本野鳥の会神奈川支部編 神奈川の鳥の文章を基にしています。


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オジロビタキ
エゾムシクイクロツグミアカハラヤツガシラ
トラフズク
ハイイロヒレアシシギ
コチョウゲンボウシロエリオオハム

ジョウビタキ


シメ

サシバ

アオジ

ゴジュウカラ
ヤマガラ
シジュウカラコミミズク

クイナ


アオゲラ

チョウゲンボウ

http://kanagawanotori.blogspot.jp/2014/06/halcyon-coromanda.html

http://kanagawanotori.blogspot.jp/2014/06/porzana-fusca.html

http://kanagawanotori.blogspot.jp/2014/06/acrocephalus-orientalis.html

http://kanagawanotori.blogspot.jp/2014/05/cyanoptila-cyanomelana.html

http://kanagawanotori.blogspot.jp/2014/04/emberiza-cioides.html
http://kanagawanotori.blogspot.jp/2014/04/alauda-arvensis.html
http://kanagawanotori.blogspot.jp/2014/04/phasianus-versicolor.html
http://kanagawanotori.blogspot.jp/2014/03/fringilla-montifringilla.html
http://kanagawanotori.blogspot.jp/2014/03/scolopax-rusticola.html



オジロビタキ1/21
エゾムシクイ1/21
クロツグミ1/21
アカハラ1/21
ヤツガシラ1/21
トラフズク1/21
ハイイロヒレアシシギ1/21
コチョウゲンボウ1/21
シロエリオオハム(図差し替え)1/21
ジョウビタキ(図差し替え)1/21
シメ(図差し替え)1/20
サシバ(図差し替え)1/20
アオジ(図差し替え)1/20
ゴジュウカラ1/18
ヤマガラ(図差し替え)1/18
シジュウカラ 1/12
コミミズク(図差し替え)6/2
クイナ(図差し替え)5/5

アオゲラ    11/14
チョウゲンボウ11/04 
アカショウビン6/27
ヒクイナ 6/21
オオヨシキリ 6/16
オオルリ  5/10
ホオジロ
 4/28

ヒバリ
キジ
アトリ
ヤマシギ



 今まで登場した鳥たち(正確な分類順ではありません)



アホウドリ科
クロアシアホウドリ
  
ミズナギドリ科
オオミズナギドリ
ハシボソミズナギドリ
アビ科
シロエリオオハム
カイツブリ科
ハジロカイツブリ
カンムリカイツブリ
カイツブリ
ウ科
カワウ
サギ科
コサギ
アオサギ
ダイサギ
チュウサギ
ゴイサギ
アマサギ
ササゴイ
ミサゴ科
ミサゴ
タカ科
オオタカ
ノスリ
ハチクマ
サシバ

ハヤブサ科
ハヤブサ
チゴハヤブサ
チョウゲンボウ
コチョウゲンボウ

カモ科
オシドリ
マガモ
コガモ
オナガガモ
ハシビロガモ
ヨシガモ
オカヨシガモ
トモエガモ
ヒドリガモ
ホシハジロ
キンクロハジロ
スズガモ
ホオジロガモ
クロガモ
カワアイサ

キジ科
キジ
クイナ科
ヒクイナ
クイナ
バン
オオバン
タマシギ科
タマシギ
ミヤコドリ科
ミヤコドリ
セイタカシギ科
セイタカシギ
チドリ科
コチドリ
イカルチドリ
ダイゼン
ムナグロ
タゲリ

シギ科
アカエリヒレアシシギ
ハイイロヒレアシシギ
キョウジョシギ
エリマキシギ
ソリハシシギ
イソシギ
キアシシギ
アオアシシギ
ミユビシギ
ハマシギ
オバシギ
トウネン
オオソリハシシギ
オグロシギ
チュウシャクシギ
タシギ
ヤマシギ
カモメ科
ミツユビカモメ
ユリカモメ
セグロカモメ
ウミネコ
アジサシ
コアジサシ
ハト科
アオバト
カッコウ科
ツツドリ
カッコウ
フクロウ科
トラフズク
コミミズク
アオバズク
アマツバメ科
アマツバメ
ヒメアマツバメ
カワセミ科
カワセミ
ヤマセミ
アカショウビン
ブッポウソウ科
ブッポウソウ
ヤツガシラ科
ヤツガシラ
キツツキ科
アリスイ
アオゲラ
アカゲラ
コゲラ
ヒバリ科
ヒバリ
ツバメ科
イワツバメ
ショウドウツバメ
セキレイ科
キセキレイ
ハクセキレイ
 ビンズイ
ヒヨドリ科
ヒヨドリ 
モズ科
モズ
レンジャク科
ヒレンジャク
ミソサザイ科
ミソサザイ
ヒタキ科
ジョウビタキ
コマドリ
ルリビタキ
イソヒヨドリ
ツグミ
クロツグミ
アカハラ
シロハラ
マミチャジナイ
トラツグミ
キビタキ
オオルリ
オジロビタキ
コサメビタキ
エゾビタキ

ウグイス科
ウグイス
ヨシキリ科
オオヨシキリ
ムシクイ科
エゾムシクイ
センダイムシクイ
キクイタダキ科
キクイタダキ
セッカ科
セッカ
カササギヒタキ科
サンコウチョウ
エナガ科
エナガ
シジュウカラ科
ヒガラ
ヤマガラ
シジュウカラ
ゴジュウカラ科
ゴジュウカラ
メジロ科
メジロ
ホオジロ科
ホオジロ
カシラダカ
ミヤマホオジロ
 
アオジ
クロジ
オオジュリン
アトリ科
アトリ
カワラヒワ
マヒワ
イカル
シメ
ウソ
ベニマシコ

スズメ科
ムクドリ科
コムクドリ
カラス科
カケス















2016年1月21日木曜日

オジロビタキ Ficedula parva




 稀な冬鳥として渡来する。旭区、港南区、青葉区、綾瀬市、小田原市、金沢区、保土ヶ谷区、戸塚区、瀬谷区、藤沢市で記録がある。
 平地から山地にある落葉広葉樹林の明るい林を好む。

エゾムシクイ Phylloscopus tenellipes



 本県では夏鳥として渡来し、丹沢、箱根などの高地の広葉樹林で繁殖する。観察記録の殆どは低地での春秋の渡りの記録で、丘陵地、都市公園などで観察されている。
 主に樹上で木の葉についた昆虫などを採食する。囀りはヒーツーキー、ヒーツーキーと高い声。
 広葉樹林の減少傾向が要因となり、繁殖期・準絶滅危惧種に区分されている。

クロツグミ Turdus cardis


本県では夏鳥として渡来し、秋の渡りも含めれば10月まで確認されている。4月から5月の春の渡りの時期は標高500m未満の都市公園でも観察されているが、多くは県西部の自然林や人工林で見られる。見晴らしの良い樹冠の先に留まりキョロンキョロンキョコキョコ・・・・・など変化に富んだ節回しで囀る。地上で落ち葉を返しながら小動物を探す大型ツグミ類共通の行動がよく見られる。
 2000年代に入り数が減少しているとして繁殖期・絶滅危惧Ⅱ類に区分されている。

アカハラ Turdus chrysolaus



 本県では、平野部で冬鳥として見られ、自然林、人工林、都市公園など広い範囲で確認されている。繁殖期は県西部の山地で少数が確認されている。しかし、囀りについては平野部でも4月から5月にかけて確認されていて、キョロンキョロンチリリまたはキョロロンキョロロンキョロロンなど澄んだよく通る声が特徴。
 比較的明るい林を好み、開けた場所にはあまり出てこない。主に地上で落ち葉を返したり地面を突いて昆虫やミミズなどを採食するが、木の実も好んで食べる。
 森林環境の衰退により生息地は減少している。

ヤツガシラ Upupa epops








  主に旅鳥として渡来する。本州の一部で繁殖例がある。本県では過去、藤沢市鵠沼、旭区、相模原市、茅ケ崎市、栄区、大磯町、松田町で記録がある。秋から冬に観察されることが多く、越冬例もある。芝生を嘴で突いてミミズなどを探して食べる。

トラフズク Asio otus







 北日本で繁殖し、関東以西では冬鳥として河川や都市公園などに渡来する。本県では11月上旬から4月中旬まで見られるが、局地的でありその数も減り続けている。渡来しても塒が定まらないことや確認ができなくなる年もある。減少の要因としては採食場所としてのヨシ原の減少が大きい。また一部では撮影目的の人間の塒への侵入による攪乱も生息環境の悪化につながると心配されている。
 多摩川近くの塒で採取されたペリットからはハタネズミ、ハツカネズミ、ドブネズミの骨が検出されている。

ハイイロヒレアシシギ Phalaropus fulicarius


本県では、春と秋に記録されているが、観察例は少ない。相模湾船上観察会や城ケ島海鳥観察グループの観察によると海上では、例年定期的に渡来しているようである。陸地での記録は少なく、過去に沿岸部の金沢区長浜池、三浦市毘沙門、横須賀市佐島沖、相模川河口などで記録されている。2001年以降は、陸地での記録はなく、相模湾船上探鳥会や城ケ島の海上での記録だけである。


2008/05/17 藤沢市 引治川
2011/05/18 相模原貯水池

コチョウゲンボウ Falco columbarius






 ユーラシアと北米の一部で繁殖し、冬は南に渡る。冬鳥として全国に渡来し、農耕地や干潟などの開けた環境に現れる。本県では、冬鳥として渡来するが、観察機会は稀。多摩川河口での記録は比較的多い。オスの記録は非常に少ない。捕食例はセキレイ類が記録されているが、観察記録が少なく、生体記録も蓄積されていない。

2016年1月18日月曜日

ゴジュウカラ Sitta europaea

留鳥として山地の落葉広葉樹林に生息し、県西部の山地で観察されるが、多くはない。繁殖は箱根や丹沢の山地で確認されているが、報告は少ない。冬季は東部の平地でも観察され、横浜市や鎌倉市でも観察されている。
 木の幹に縦に留まったり逆さになって歩きまわったり、太い横枝の下側を歩いたりといった行動は本種独特のものである。昆虫やクモ類、草木の種子を採食する。また、木の実などを樹皮の浮間に挟み込む貯食と思われる行動も報告されている。
 繁殖期にオスはゆっくりとしたテンポでピイピイピイ、ポフィポフィポフィ、速いテンポでピピピピと囀る。その他チーという細い声も出す。
 生息地が限られているうえ、近年は特に落葉広葉樹林が減少し、繁殖期における生息数が限られているとして、繁殖期・準絶滅危惧種に区分された。

2016年1月12日火曜日

シジュウカラ Parus major


 本県では留鳥として平地から山地の林に生息し、ほぼ全域で普通に観察される。繁殖が終わると小群で生活するものが多い。そして、冬季にはヤマガラやコガラ、エナガ、メジロなどと群れを作る。
 繁殖は全域で確認されており、樹洞で繁殖するが、巣箱も利用する。
 樹上や地上で昆虫やクモ類、草木の実や種子などを食べる。
 繁殖期にはオスは枝先に留まりツピッツピッツピッ、ツツピーツツピーと囀る。その他ツピッ、ジュクジュクなどと鳴く。

2014年11月14日金曜日

アオゲラ Picus awokera





 留鳥として本州以南に分布する。本県では四季を通して山地の自然林、人工林から平地の都市公園まで広い範囲で見られ、繁殖もしている。枯れ木や生木に穴をあけて営巣する。巣に使った穴を塒として利用することもある。冬期にも穴を掘る例が観察されているが、塒用の可能性が高い。飛ぶときは大きく波形飛行をする。林の中でタララララと響くドラミングの記録が多い。鳴き声はキョッキョッ、ピューピュー、ピオーピオー、キョッキョッケケッ等が記録されている。アリを食べていた例、木を突きカミキリムシの幼虫を食べた例、植物質ではハゼノキ、ナンキンハゼ、エノキ、カキ等の果実を食べた例が報告されている。

2014年11月4日火曜日

チョウゲンボウ Falco tinnunculus


 本県では留鳥または冬鳥として、農耕地や河川敷などの開けた環境でよく見られる。冬期の記録が多いが、夏期の記録も徐々に増えている。都市部の橋梁や鉄塔、建造物等の人工物に営巣する例が増加して、繁殖地は平地の全域に拡大している。捕食は小鳥類、昆虫が主。鳴き声はキーキッキッキッ。

2014年6月27日金曜日

アカショウビン Halcyon coromanda



 夏鳥として全国の渓流沿いの森林などに渡来する。本県では箱根や丹沢などの比較的標高の低い山間部に生息し繁殖もしていたが、近年では途絶えている。横浜自然観察の森では春の渡りの時期に池に飛び込むシーンなどが観察されている。明け方に囀ることが多いが、雨が降っている時は日中でも鳴く。
 神奈川県では、もともと生息数が少なく、局地的に確認されていたが、近年観察例が減少傾向にあり、既知の繁殖地も消失した可能性が高く、繁殖期絶滅危惧Ⅱ類に区分されている。

2014年6月21日土曜日

ヒクイナ Porzana fusca

 夏鳥として全国の水辺に渡来し、本州以南では少数が越冬する。本県では、かつて各地の湿地や水田地帯に夏鳥として広く分布し、繁殖記録もあったが、生息環境の減少により近年急速に個体数が減少し、観察例は極めて少ない。神奈川県では、湖沼や河川の護岸改修や乾田化のため湿田や草地は激減し、地域によっては消失しており、安定した渡来は無いとして、繁殖期・絶滅危惧Ⅰ類に区分された。全国的に繁殖域も激減している。

2014年6月16日月曜日

オオヨシキリ Acrocephalus orientalis



 本県では夏鳥として渡来し、主に4月下旬から11月上旬にかけて記録されている。確認の殆どが囀りで記録されているため、囀りが聞かれなくなる秋の記録は少ない。生息環境は河原や休耕田、湿地、干潟、都市公園のヨシ群落などで、県内の平地で広く観察されている。採食内容は、バッタ、甲虫、毛虫などが記録されている。ギョギョシ、ギョギョシと大きな声で囀る。地鳴きはケッケッ、ギュッ、ギュッなどと聞こえる声を出す。神奈川県では、河川改修などによるヨシ群落の衰退から、繁殖期・絶滅危惧種Ⅱ類に区分されている。

2014年5月10日土曜日

オオルリ Cyanoptila cyanomelana

 本県では4月中旬から7月によく観察され、9月、10月の秋の渡り時期に市街地の公園などでも観察される。生息環境は山地や丘陵地の針広混交林や沢沿いの林を好み、川崎市、横浜市、湘南地区、三浦半島丘陵地などで観察されている。採食はミズキ、アカメガシワの実、バッタやアオムシなどを食べ、フライキャッチをする。見晴らしの良い木の梢などで囀る。
 神奈川県では堰堤工事による河川環境の変化、砂防ダム建設、林道建設、森林伐採などが要因となり、繁殖期・準絶滅危惧種に区分されている。

2014年4月28日月曜日

ホオジロ Emberiza cioides

 本県では留鳥として、平地、河原から山地の草地など開けた環境に生息し、ほぼ全域で観察される。早春から草地の中の灌木、林縁の梢、電線、テレビアンテナなどの目立つ場所にとまり、よく通る声で囀るため観察例は多い。本種は、秋に囀りを聞くことがある。冬季には小群をつくることも多く、カシラダカ、アオジなどと混群をつくるものもある。
 

2014年4月18日金曜日

ヒバリ Alauda arvensis

 本県では、平野部の河原、水田、畑、空き地などで四季を通して見られる。囀りは、1月下旬には始まっており、上空を飛びながら行うことが多いが、地上やロープなどにとまって行うことも観察されている。また、10月にも囀ることがある。
 砂地のところでは砂浴びも含め、うずくまって休むこともある。冬季には10羽前後の群れでグランドなどで採食することもある。
 背の低い草本植物がまばらに生えるような開けた草地を好むが、このような環境が開発や植物遷移などにより激減している。開発途中の造成地でも繁殖するが、これらは一時的な繁殖適地に過ぎず、都市域を中心に、分布は後退傾向にある。
 神奈川県では、県東部の都市部で分布域の明らかな減少が見られ、個体数も減少しているとして、繁殖期・減少種に区分された。

2014年4月7日月曜日

キジ Phasianus versicolor


 留鳥として本州から九州にかけて分布する。自然分布の他に全国で放鳥が続けられており、本県でも毎年、県(2000年まで)と狩猟団体による放鳥が行われている。草原性で河川敷や畑、果樹園などで普通に見られる。樹林内や標高の高い場所では見られない。オスは光沢の強い緑色の羽色と顔の赤色部が目立つ。メスは褐色で、オスほど尾は長くない。オスは繁殖期になるとケーッケーッと鳴いて直後に翼をドドド・・・・・と打ち鳴らす。