本県では丹沢・箱根を除いたほぼ全域で留鳥として見られる。サギ類の中では個体数が多く、河川、水田、池、自然林、都市公園、海上など広く見られるが、繁殖は年々減少傾向にある。
採食行動は脚震わせ、横取り、待ち伏せ、パドリングなどのほか、羽を広げてクルクル回ったり、跳び跳ねたり、歩いたりなど様々な行動をする。採食例としては魚、カエル、アメリカザリガニ、フナムシなど。捕えたミミズを洗って食べたという記録もある。
コサギもダイサギと同じように留鳥だが、秋に個体数が増加する。これは秋の渡りの時期に通過個体が長期にわたり逗留しているものと考えられる。
2014年3月8日土曜日
2013年11月2日土曜日
アオサギ Ardea cinerea
本県では1995年に戸塚区名瀬町で繁殖が確認され、それ以降、南足柄市、寒川町、横須賀市、藤沢市で繁殖の記録があるが、斜面林に見られることが多い。戸塚区、横須賀市では糞による害が原因で追い払われた。2006年には平塚市花水川付近と戸塚区金井遊水地で新たに営巣が観察されている。
主に水辺で魚類を捕食するが、草地ではバッタも捕らえる。また、人が与えたパンを食べることがある。サギ類やカモメ類等他の鳥から魚を横取りするなどの観察例もある。他県では動物園内で繁殖し、海獣類の餌の魚を横取りする例も知られている。採食時も休息時も動きが穏やかで、魚を狙ったまま数分間も動かないことも多い。半開きにした翼の下面に光を受ける日光浴は本種独特のものである。夜間も活動するらしい。ゲー、ガアガアなどの声を出す。
2013年10月10日木曜日
ダイサギ Egretta alba
本県では河川、池沼、海岸などの水辺で通年観察されるが、コサギより個体数は少ない。夏季より冬季に個体数は多い。夏鳥または留鳥として繁殖する亜種チュウダイサギと、冬鳥として渡来する亜種オオダイサギがあるが、識別は困難。営巣は他のサギ類に混じってコロニーを形成して行う。今回、中原区で繁殖が報告された。モツゴ、ドジョウ、キンギョ、ハゼ科不明種などの魚類の他アメリカザリガニ、ミミズを捕食した観察例がある。
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神奈川支部HPへ2013年9月14日土曜日
チュウサギ Egretta intermedia
本県では通年見られるが、コサギより個体数は少なく、秋の観察例が比較的多い。寒川町(1997)で繁殖が確認されている。営巣や就塒は通常他のサギ類と混じって集団で行う。
水田、川、湿地などの淡水域で観察されることが多いが、干潟や畑での観察例もある。ドジョウなどの小魚・カエル・アメリカザリガニ・コオロギの捕食が観察されている。
秋季には、夕方塒に戻った群れが再び飛び立って渡りを開始した例、海上を数羽の群れで渡っていく例が観察された。
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水田、川、湿地などの淡水域で観察されることが多いが、干潟や畑での観察例もある。ドジョウなどの小魚・カエル・アメリカザリガニ・コオロギの捕食が観察されている。
秋季には、夕方塒に戻った群れが再び飛び立って渡りを開始した例、海上を数羽の群れで渡っていく例が観察された。
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2013年8月23日金曜日
ゴイサギ Nycticorax nycticorax
本県では通年普通に見られる。サギ類としてはコサギと同様に個体数が多く、水田、池沼、河川、干潟、磯、海上の生簀など様々な低地の水辺に見られる。繁殖は通常コロニーを形成して行なわれ、他のサギ類と混ざることが多い。繁殖は中原区、鎌倉市、横須賀市、南足柄市から報告されたほか、寒川町などが知られている。主に夜行性であるが、日中の採食活動も多く見かける。冬季は日当たりのよい樹上や水辺の地上に集団で塒を形成して、日中休息し、日没後飛び立って採食場所に向かう。採食場所の近くで単独や数羽で就塒する個体もある。水辺で魚や小動物を捕食する。ウグイ、アメンボ、ミミズのほか、人が与えたスナック菓子を食べた例が報告された。夜間上空を飛びながらコワッ、コアッと聞こえる声で鳴く。
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2013年7月26日金曜日
アマサギ Bubulcus ibis
本県には主に夏鳥として渡来し、少数が繁殖、稀に越冬する個体もいる。春と秋の渡りの時期の観察例があるが、以前に比べて減少している。繁殖は他のサギに混じってコロニーを形成して行なうことが多いが、本県での繁殖記録は少ない。九州や沖縄地方では越冬する個体も多い。
水田、草地、畑地などでドジョウなどの小型魚・カエル・バッタなどを捕食するが、河川や池沼にも生息し、渡りの時期には海岸で見ることもある。また、放牧された牛馬や耕運機の周辺で飛び出す虫を捕食する習性がある。
横浜、川崎地域の宅地開発による水田や畑の激減のため生息環境が悪化しているとして、繁殖期・減少種に区分された。
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水田、草地、畑地などでドジョウなどの小型魚・カエル・バッタなどを捕食するが、河川や池沼にも生息し、渡りの時期には海岸で見ることもある。また、放牧された牛馬や耕運機の周辺で飛び出す虫を捕食する習性がある。
横浜、川崎地域の宅地開発による水田や畑の激減のため生息環境が悪化しているとして、繁殖期・減少種に区分された。
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2013年6月7日金曜日
ササゴイ Butorides striatus
夏鳥として九州以北に渡来し、南日本では越冬個体も見られる。本県には夏鳥として渡来し、相模川、酒匂川などで普通に見られる。河川付近の林や社寺林の大木で、本種だけのコロニーを作って繁殖する。稀に冬期の観察記録がある。川岸や中洲のコンクリートブロックなどにたたずみ、魚が来るのをじっと待ち伏せし、魚が来ると素早く首を伸ばして嘴で挟みつけて飲み込む。また、水面に波紋を作って、魚を狙う行動も観察されている。食物として、主にウグイ、オイカワなどが記録されているが、セミやフナムシを狙った例も報告されている。鳴き声はキューと聞こえる。
以前に比べ、社寺等の繁殖場所で糞の為に嫌われ、追い払われるケースも多々あり、安定した繁殖環境が得にくくなっているとして、繁殖期・絶滅危惧種Ⅱ類に区分された。
(日本野鳥の会神奈川支部編 20世紀神奈川の鳥、神奈川の鳥2001-05より)
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以前に比べ、社寺等の繁殖場所で糞の為に嫌われ、追い払われるケースも多々あり、安定した繁殖環境が得にくくなっているとして、繁殖期・絶滅危惧種Ⅱ類に区分された。
(日本野鳥の会神奈川支部編 20世紀神奈川の鳥、神奈川の鳥2001-05より)
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