2013年11月23日土曜日

カシラダカ Emberiza rustica

 本県には冬鳥として平地から丘陵地の草地や農耕地、川原のヨシ原、疎林などへ渡来し、普通に見られる。数羽から数十羽の群れで生活するものが多い。また、スズメやヒバリ、ホオジロ、アオジ、タヒバリ、カワラヒワ、ムクドリ、ホオアカなどと一緒に採食する姿が観察されている。オオブタクサやセイタカアワダチソウ、エノコログサの種子の採食とともに、飛んでいる昆虫をフライキャッチしたという観察例が報告されている。地鳴きはチッチッと一声ずつ鳴く。また3月には囀りに似たぐぜりを聞いたという記録も寄せられている。