2014年1月31日金曜日

カワアイサ Mergus merganser

 北海道東部で少数が繁殖するが、主に冬鳥として広い湖沼に群れで渡来する。本県では少なく、分布も局地的である。1999年までは芦ノ湖に毎冬数十羽が渡来していたが、湖ではその後数が減り、最近では、酒匂川中流域で数十羽が、相模川中流部でも毎冬越冬している。多摩川中流域でも観察されているが不定期である。
 潜水して魚を捕食する。メスに比べてオスの観察例が少ないが、オスのエクリプス羽がメスと認識されている可能性もある。