2013年8月19日月曜日

ソリハシシギ Xenus cinereus

 本県では春と秋の渡りの時期に観察される。主に秋の渡り時に多く見られる。干潟や湿地、河川の中州などを活発に歩きながら採食する姿を見かける。嘴を泥に刺し込んでゴカイや小型のカニを採ったり、嘴を開いて小魚を追い出して採ったりする。採食しているときにピッピッと美しい声で鳴く時がある。飛び立つときにピピピピと連続して鳴くことがある。神奈川県では、渡来環境の減少、悪化等により観察例や渡来数が減少しているとして、非繁殖期・絶滅危惧Ⅱ類に区分された。


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