2013年10月19日土曜日

ジョウビタキ Phoenicurus auroreus



 本県では冬鳥として渡来する。10月中頃から4月はじめまで見られる。平地から山間部まで、県内の殆どの地域に分布し、林縁、公園、人家の庭など明るく開けた環境でよく見られる。
 越冬地では雌雄それぞれ一羽づつのテリトリーをつくる。地鳴きはヒッヒッヒッ、カッカッ、カタッカタッなどと聞こえ、渡来直後のテリトリー宣言の時期によく聞かれる。尾を頻繁に上下に振る行動もよく見られる。
 地上で昆虫やクモ類を捕食したり、ヌルデやカラスザンショウ、コムラサキ、ノイバラなどの果実を採食する。