2013年9月14日土曜日

チュウサギ Egretta intermedia

 本県では通年見られるが、コサギより個体数は少なく、秋の観察例が比較的多い。寒川町(1997)で繁殖が確認されている。営巣や就塒は通常他のサギ類と混じって集団で行う。
 水田、川、湿地などの淡水域で観察されることが多いが、干潟や畑での観察例もある。ドジョウなどの小魚・カエル・アメリカザリガニ・コオロギの捕食が観察されている。
 秋季には、夕方塒に戻った群れが再び飛び立って渡りを開始した例、海上を数羽の群れで渡っていく例が観察された。


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