2013年9月25日水曜日
アカエリヒレアシシギ Phalaropus lobatus
本県では春と秋に沖合の海上を通過するが、水田や河口などにも飛来することがある。水田では休息をしたり、円を描くように、クルクルと回りながら採食する独特な行動が見られる。こうすることで水の中に渦を起こし、浮かび上がってくる小動物を捕食している。足指にはヒレ状のものがあり、歩行は得意ではない。鳴き声はあまり聞くことはないが、飛び立つときにジェジェと鳴くことがある。また、タマシギの様に一妻多夫の繁殖形態を持つため、オスよりメスの方が鮮やかな色合いをしている。
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